夜のドメイン評論ブログ

店舗ドメインを切り口に、多様な風俗文化と愛を語ります。

ドメイン18:癒楽園

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さて、インターネットと風俗が大好きな筆者「りたにゃん」が、さまざまな風俗の店舗公式サイトから面白いドメインを紹介していく本シリーズ。第18回は定義としては風俗かどうか議論になる部分ですが、チャイエス(中国人エステ)店のご紹介です。

【店舗データ】

ドメインNo. 18
店舗ドメイン kairaku.work
Favicon 設定なし
店舗名 国分寺駅 癒楽園
店舗ジャンル チャイニーズエス
コンセプト 泡泡洗体&癒やしリンパエス
地域 国分寺
気になる女性 なし

【解説】

夜のドメイン評論ブログ。第18回のドメイン
kairaku.work
です。

はい、ついに風俗店のドメインを紹介するブログなのにチャイエス店に手を出してしまいました。チャイエスの認知率がどの程度なのか良くわからないので念のために説明しますと、チャイエス店とは駅前によく「30分3,000円」などの文言と共に少し怪しげなピンクや紫の色使いでどことなく官能的な雰囲気を醸す看板を出しているお店です。端的に示すと下記の看板群のお店です。

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こうしたお店は風俗店ではありません。当店、癒楽園も公式サイトのフッター部分に「当店は風俗店ではありません」と明記してあります。一方で地域やお店、そして女性によっては風俗的なプレイが無きにしもあらず、というグレーさを持ち合わせていることは明記せざるを得ません。さて、永遠にチャイエスを語ってしまうので、本題のドメインを見てみましょう。kairaku.work。私はこのドメインを初めて見たときにどこか気持ち悪さを覚えました。kairaku=快楽。work=仕事。相反する気もする概念がドットで繋がれたシンプルなドメイン。一度見てしまったら忘れられない不気味さがあります。

「.work」は2015年に誕生した比較的新しいトップレベルドメインで、その意味通りに「仕事・作品」といった意味を持って利用されます。なので事業所が使うのは理に適っているのですが、当店の場合は「kairaku」と組合せており、明確なメッセージ性を感じます。他方、そもそもチャイエス店は簡単に潰れてしまうのです。または店名が変わったり、店舗ドメインが変わったり、逆に店舗ドメインが前店のままになっていたりと変化の多い店舗形態です(明大前のチャイエス店なのに「shimotakaido」の文字列が店舗ドメインに入っていたりします)。

そういった意味で店舗を取り巻く環境の変化に強いロバスト性が求められるチャイエスという店舗形態において、外乱の影響など微塵も受けそうにない「kairaku」という文字列の力強さは「.work」に象徴される「事業所として、仕事として取り組んでいくんだ」という真摯な姿勢とマッチしているのではないでしょうか。「.work」が比較的安価なトップレベルドメインなので選ばれただけなのかもしれませんが、私はこの2単語で構成されるドメインを見てチャイエス店の極地を見た気すらしました。

快楽の仕事、プロの快楽を味わいたいなら、いらっしゃい。当店はサイト自体もスッキリした見た目な一方で更新性が高く使い勝手も程よい良サイトですが、ドメインから感じる余裕をもってすると、これくらいの「仕事の質」は当店には当たり前なのかもしれません。

【気になる女性について】

当店の気になる女性は本ブログで初の「なし」とさせていただきました。理由として私はチャイエス店で指名をしないからです。正確に言えば指名をしたことはありますが、チャイエスの王道の楽しみ方はその雑味にあると思っており、「いま近くにいるんだけど入れる?」と電話してフリーで入るのが自分の中では基本です。出勤女性数が非常に多い一部の箱においては写真指名をすることもありますが、大抵のチャイエス店では指名の有無すら訊かれずに空いている娘が付いてくれます。

当店も私は利用したことがあります。国分寺駅周辺は実はチャイエス激戦区でして、こうした激戦区は都内の至るところにあります。軽く調べて街を歩いてみるだけでも、実は国分寺駅周辺にはチャイエスが10店舗以上あります。うまく北口・南口に分散しており、私は自宅から遠いながらも大抵の店について調査済みであり、当店を含めて3店舗に入ったことがあります。地方で予定があったときはついつい地元のチャイエスに寄ってしまうのです。土地柄があって面白いんですよ。駅弁みたいな感覚ですかね。

国分寺のチャイエスは自分の印象だと中々濃いです。お店によっては全く日本語が喋れない女性が普通に出てきますし(レビューブログなどに「英語が少し話せたので助かった」などと書かれていてシュール)、お店によってはもうどうしようもなくグレーを超えて置屋のようになっている場所もあります。国分寺の無法っぷりには衝撃を覚えますね。当店はそういった意味では程よい施術内容ですし、迷っているなら電話して間違いないお店だと思います。

一点注意として、当店の場所が中々分かりづらいです。サイトの「アクセス」には北口のカラオケ店前から電話するように記載があります。普通、こういった表示の場合は電話をするよう指定があった場所からスグ近くのマンション等に案内されるのですが、当店の場合は目当てのマンションまでの道筋が少し複雑でした。更に電話口に出たのが(後に施術をしてくれた)日本に来てまだ1年しか経っていないカタコトの中国人女性だったため、何を言っているのか把握するのに苦労しました。

女性は電話口の案内で終始「くだものやアリマス」と言っていました。私はそれだけはハッキリと聞き取れたので、何とか周辺で果物を売っていそうなお店を探しました。いくら「くだものや」と女性が言ったところで、単に果物を商品の一部として販売しているだけの八百屋っぽい感じかなとか想像していました。またはお洒落な喫茶店を兼ねたケーキ屋さんのような可能性だって充分にあります。

私はカタコトの案内を受けてお店にたどり着けるのか不安な心境でした。

キョロキョロと周囲を見渡しながら薄暗い道を進むと、眼前に「くだものや」が現れたのです。



……。



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めっちゃ「くだものや」やんけ! 私は電話口で女性に「くだものやアリマシタ!」と叫びました。本記事ではそのときの感動を伝えたかったです。チャイエス通いって、なんか孤独なので。